自分なりに考える高校までの教育の意味。
こんにちは。アメリカ留学中のカイです。
誰しも一回は考える教育の必要性。
ある大臣は『大人になって因数分解なんてものは使っている人はいない。』
と発言。
おそらくそれは正しい。
大抵の人は大人になって底の変換公式なんて愚か、log すらも使わないだろう。
生活に必要な数学なんてものは小学生のうちに終わっていると思う。
私も小学生の頃はよくなんで分数の計算をしなきゃなんだ、とか思っていた。
何もこの話は数学だけではない。
誰がいつ使うのかも分からない英単語を覚えたりおそらく日常で考えないであろうグルコース(単糖)の構造式を覚えたり。
果たしてこれらには意味があるのか、
結論として生活するにあたってこれらを知る必要はないであろうし、これらの知識がなくても生活に支障をきたすことはないだろう。
なんなら四則演算ができなくても今の世の中はどうにかなる。
ただ、私が思うにこれらに触れることで世界観は広がるし、私は数学を学んでいて楽しかった。何故球の体積を求める公式がv=4/3πr^3 なのかも学べた。
例えば歴史、今のこの世界がどのようにして出来上がったのかを学ぶのはとても興味深い。
失敗の歴史から学ぶことも多々あるし、大切にしないといけない伝統も学ぶことができる。
旅行に行った時、地理や歴史の知識があると新しいところでもいろんな視点で旅行を楽しめる。飛行機から見た地形と地図帳が重なったり。日本中至る所にある小さな祠の説明などに知っている人物が出てきたり。日常と授業が繋がる瞬間はかなり面白い。
化学や生物の知識があるとテレビショッピングや広告に対してツッコミができる。
まぁ、それがメリットなのかはよくわかりませんが知識があるとまた別の視点で世界が見えるのではないかと思う。
少しでも世界が広がると楽しくなる。
そもそもせっかく授業があっているのに受験のことしか考えないで勉強してんなよ、とは中学から高校2年時の自分自身にも言ってやりたい。
勉強は受験に合格することが目的ではない。つまり必死に暗記することは真の勉強ではない。
勉強するにつれてその事象の根本を理解することが大事だと思う。
勉強に楽しさを見出せないのは勿体無い。
今日も読んでいただきありがとうございました、